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[75]バラの土づくり

ウララ

バラ園芸の資材はたまごや商店で揃います。

ウララ

京成バラ園のウララ(2006年5月21日撮影)

バラは丈夫な植物ですが、病虫害にも冒されやすい植物です。また肥料を食いますのでチッソ不足にしてはいけませんが、このチッソを与えすぎると更に病虫害が増えるという悪循環になります。まず基本となる土壌作りをしっかり行い、微生物の力を借りてチッソ循環がスムーズにいくよう心がけることが必要です。

バラは肥料食いといわれますが、逆に肥料が不足していても結構育つものです。むしろ枯れてしまう原因は、肥料のやりすぎに起因する土壌バランスの乱れと思います。鉢植え、庭植えにかかわらず、まずは土壌をニュートラルな状態にし、その上で施肥計画を練りましょう。

土壌作りでお奨めなのは、現在の土壌にスーパー源肥を1割、馬糞堆肥を1割、炭を1割ほど投入し、トーマスくんを散布しての土壌作りです。最初は肥料を入れません。2週間ほど養生すると土壌ができあがりますので、定植をする際に元肥と、定植した後に様子を見ながら追肥をします。土壌の微生物バランスが整っていれば、施肥は最小限ですくすく育ちます。病気も出にくくなります。なにより丈夫に育つのでお奨めの方法です。

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スーパー源肥(げんぴ)15kg「ETO菌と併用する特殊活性肥料(堆肥)」
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土壌が完成し、定植後活着したのを確認して、施肥をしますが、元肥は少なめに、足りなくなったら液肥で補うのが安全です。元肥はカツオくん(活き活きカツオ)がアガリエ菌の作用で病気予防ができるのでお奨めです。

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厳密な施肥量は、お使いの土壌によって大幅に異なりますが、無難な量として坪当たり100g-300gが目安になると思います。バラの本数で言えば、庭植えの場合は1本当り30~100gくらいでしょうか。トーマスくんを使いますと肥料分解に無駄がありませんので、少量の施肥で肥効があります。

もし障害がでるようでしたら、肥料を止めて、キトサン溶液を散布すると回復に効果が期待できます。

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