[27]元肥と追肥

元肥とは種播や苗を植える前に施す肥料のことです。元肥は作物の生育期間中継続して効き目があることが必要です。ゆっくり穏やかに効く有機質の肥料が使われます。

追肥とは、作物の生育途中で施す肥料のことです。元肥を与えていても、窒素とカリは水に溶けやすいため、作物に吸収されず流亡してしまいます。またリン酸分は流亡はしませんがむしろ土壌に固定化されてしまって、これも効かなくなります。そのため追加で肥料を施す必要があるのです。

これからの季節、農家さんではお礼肥え、寒肥をかねて元肥を施します。春に丁度良い状態にするためです。元肥には有機質の肥料を与えます。有機質の肥料は微生物のえさとなりますが、微生物による分解には時間がかかるからです。

元肥は生育期間に必要な80%ほどを施し、残り20%は追肥で補うようにすると失敗なく育てることができます。元肥は一旦多く施すとその後に減らすことができません。多くの失敗は元肥が多すぎる場合に発生します。

したがって、元肥は少なめにし、あとは生育を見ながら即効性の追肥をします。
当店では、元肥にはアミノ酸がしっかり効く「創美味1号(そうびみ)」、「魚粉」、「かつおくん」など魚粉由来の有機質肥料をお薦めしています。これらは農家さん御用達です。

生育期に入ったら、追肥には即効性の液体肥料が調子いいです。当店で扱っている「元気くん」、「カツオエキス」がお薦めです。「創美味(そうびみ)」、「元気くん」は家庭菜園でも使えるよう小分け商品を用意しております。お試しにお使いください。

【これからのお礼肥、寒肥、元肥にお薦めの資材】
お安くお手軽な有機肥料「創美味」20kg
かつおくん15kg「有機質100%夢の肥料」
固定化されないリン酸肥料「バットグアノ」20kg

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