[21]秋植え球根
早春の花壇を彩るのは秋植え球根がその主役です。ユリ、クロッカス、スイセン、そしてチューリップ。特にチューリップは毎年新しい品種が続々登場するので愛好家はこの時期楽しみが尽きません。
昔ながらの大きなカップのチューリップのほか、原種系の背の低いもの、枝分かれして房状に咲くもの、ユリの花のようにとがった花びらが特徴のもの、フリルがあるものやフリンジ咲きのものなど、色だけでなく形も多くのバリエーションがあります。
日本ではチューリップの球根は富山県が産地です。富山県内で栽培されているもののほか、オランダから輸入されたものもあります。いずれも出荷は富山県からされており、富山県の一大産業になっています。
チューリップは大体11月頃まで販売されていますが、その頃の球根は売れ残りです。実際の入荷は秋口になるとどっと船で入ってきますので、早いうちに大き目のしっかりした球根を確保するのが「通」です。
植え込みは最高気温が20度を切るようになってから。よく「9月になったら」みたいなことを言う人もいますが、関東でしたら10月でも遅くありません。あまり早くに植えつけてしまうと暑さで球根が腐ってしまうことにもあります。特に最近は温暖化ですし。
しかし、植え付けが遅すぎると根が十分に張っていないうちに寒波に遭うと蕾が付かなかったり十分育たない結果となります。関東以西の暖地でも12月初旬までには植え付けを完了するようにしましょう。
[ポイント]
◆チューリップの球根は早めにゲットする
◆植え付けは最高気温が20度をきってから
◆それまでは風通しのいいところで保管しておく
春の花壇で差をつけるなら、まず土づくり。ふかふかの土を効果的に形成するトーマスくんを使って、隣の花壇に差をつけましょう!!
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